土御門兼嗣について

2022年01月13日 08:45 執筆

〜第廿五世宗家 / 第六十三代 祭司 / 高千穂天磐境大社 宮司 / 統理名:乾越〜

かつて九州中央〜南部にかけて影響力を持つ氏族の末裔として、幼少より古神道と陰陽道および武術の教えを受けます

もとは別の大王家として、神武東征のおりに従臣し、その後は奈良・葛城〜京都・深草一体を活動の中心へと移すことになります

口伝では、平城京から長岡京、平安京へと遷移する際に120年の安泰を意識した術を使い、遷都を実務面より推し進めたとあります 長岡京から平安京への僅か10年での遷都はその後の泰平のための術式だったことが伺えます

大陸にも琉球王朝(沖縄)経由で一族を派遣しており、日中間との交流を盛んにしております

現在でも沖縄、鹿児島、熊本と関わりの深い場所に先祖代々の霊廟が残り、その名残を留めております

陰陽道を通じて朝廷との関わりが深く、代々陰ながら支え続けておりました

現代では明治維新での中努省および陰陽寮解体と再編に伴い、その任を解かれておりますので、陰陽師ともども国家的かつ正式なものは存在いたしません

このような歴史的な継承を受け継ぎつつ、さらにこれらを現代でも通用しやすくすべく整理を続けております

これらを活用することで、個人から組織まで幅広く応用するすべを身につけるに至ります

20代当初から30代にかけては、IT企業に在籍し、最終的には外資系IT最大手企業に従事するにいたりました

残念ながら、大病をきっかけに退社を余儀なくされ、独立することとなります

当初、左半身不随という状況に陥りますが、古神道と武術の体現で1年後には歩ける状態にまで回復します

左大腿筋の萎縮の完治だけ時間がかかったものの、現在はまったくの後遺症もなく、より一層の活動を続けております

後日に占術にて鑑定をいたしましたところ、倒れる年月日の一致、時刻に関しても2時間以内という精度を得ることに衝撃を覚えました

この体験によって、これまでの認識では単に古いまやかしの多い情報であり、口伝も単なるお伽噺でしかないと認識をもっていたものが、一瞬で瓦解したのを今日に至るまで鮮明に記憶をいたしております

これを境に、過去に学んできたものを改め学び直しを進めました

復帰後しばらくは体調管理に不安を覚え、再発を恐れつつ、如何に効率よく短時間で事業を維持するかを考え、削げ落ちた体力を効率よく活用し、陰陽道を活かした起業法を活用することで5社を創業し、IT業界の成長の追い風もあり、大変好調な事業を構築するに至ります

平成20年に祖父の死去に伴い、これまで埋もれていた家系の実態や古い文献を紐解くにあたり、より深く口伝の内容検証に入ります

この検証は9年目に1/3が終わったかどうか、という具合です

こうした検証を日々進めつつも、これまでに確立したもの、確認のとれたものを体系化してお伝えする活動に入ります

当初は周囲にいる方々にだけ古神道と陰陽道の本質を伝えていましたが、3.11の影響で事業が傾き、4社を精算したこと、以降は新しいことへの挑戦を迫られたこともあり、こうした叡智を特に求められてかのような流れも感じ、公に隠しつ続けていた手法を広げ、創業支援や経営支援を多方面で行うようになります 結果的に程度の差はあれど、4000社を越す企業の経営に関わりました

平成27年に土御門姓を下賜いただき、名乗ることとなります

平成28年にTEDxHimiに登壇し、その後から一度大きく活動を展開するも、無理がたたり10月に病に倒れ、一時期危篤の状態に陥ります 奇跡的に一命をとりとめ、平成29年7月から様子をみつつ活動を再開します

このときは、1日2時間ほどが行動のできる限界の時間でしたので、身内や関係者からのご依頼に応じての対応だけでした

こうした状況にも関わらず、これまでの古神道と陰陽道を有効に活用することで、引き寄せの法則を否定しつつも、これ以上の結果を具現化してしまいました

それは、九州の高千穂に大社が、京都の御料地に分祀が、ハワイとスイスに海外分祀が、これらが同時にできるという状況を実体験いたしました

こうした流れが偶然ではなく、むしろ必然的に引き起こすことを体験的に理解したことを発端として、そのための内容を多くの方々にお伝えすべく、10月には復活宣言をさせていただき、新たな活動へと意欲を燃やしております

あわせて、より多くの方々に古神道をつうじたつながりを実感いただける場所として、新しい神社を立ち上げく、活動を広げております

参考:
古神道に伝わる日本語の秘密 | 土御門 乾越 | TEDxHimi
http://www.ted-ja.com/2016/12/gu-shen-dao-nichuan-waruri-ben-yu-nomi.html

TEDxHimi-土御門乾越